2013/08/23

"Original Updated by Zador Spanish schools Spain"

ここ2回、続けて自分を追い込む話をしてきました。もちろん、そうしてきたのに英語を話せるようにならないと言った場合は、勉強法が間違っている可能性がありますので、このブログをぜひ利用して参考にしていただけたら嬉しいです。

まずはこちらから!→『英語学習を怠っている人必読!英語がペラペラになれない人も必読!』

そして、今回も続きますよ!前回は例を挙げましたが、今回もそれを裏付ける例を挙げます。

英語をマスターするために語学学校に行く人がいます。もちろん英語をマスターするなら海外に行った方がいい!!という思いで行ったはいいですが、脱落したり、結局英語をあまりマスターせずに帰ってくる人がいるようです。なぜでしょうか?この理由を知った時、自分を追い込んだ方がいいという私の提案に少しでも納得してもらえるはずです。

英語を勉強しに行ってるから

これはどういうことかと言うと、英語「を」勉強しに行っている時点で、甘えがどうしても出てきます。授業も英語「を」学ぶための授業ですから、例えば「Speaking」の授業の中で、もし話せなかったとしても、それは悪いことではないのです。そして周りにも話せない人がいっぱいいます。だから恥ずかしくもないのです。

「間違えても大丈夫、勉強しに来てるんだから」

その通りです。しかし、その考えではいつまで経ってもうまくなれません。上達の速度が、あまりにも遅すぎるのです。

英語「を」学んでいる時点であなたは本気にはなれません。授業をただこなすだけの人だって出てくるでしょう。「英語の授業」じゃダメなんです。

自分の他にも話せない人がたくさんいるから

この環境は非常に危険です。ちょっとでも自分に安心感を与えてはいけません。特に日本人というのは、自分のようにできない人を他に見ると、安心してしまう生き物です。(外国ではどうなんでしょうか・・・)

例えば体育の授業で、自分だけ跳び箱の3段ができないとします。とても恥ずかしいです。このまま行けば自分は3段すら飛べない運動音痴だと思われてしまう。・・・しかしもう2,3人同じものを飛べなかった人が出てきたらどうでしょう?安心感どころかその人たちに親近感すら湧いてきます。

「自分だけじゃない、よかった」

テストでもそうです。簡単だと言われるテストで自分だけ赤点を取ってしまった。やばい、めっちゃ恥ずかしい。そう思ってた矢先にある奴も同じく赤点だったことを知る。その瞬間に赤点を取っているにも関わらず少しホッとしている自分がいます。

「自分だけじゃない、よかった」

こういう考え方の人を学校で一体何人見てきたことでしょう。

語学学校でも同じなのです。自分と同じように英語ができない人がいるだけで少しでも安心してしまうものです。自分よりも下手な人がいればなおさらです。この安心感はダメです。もっと自分を恥ずかしい状況に、危機的状況に追い込むことが、勉強の熱をどんどん熱くし、上達をより一層高めます。

英語で勉強しに行け!

海外の大学に、語学留学ではなく、普通の生徒として入学し、ネイティブと同等の扱いで、ネイティブと一緒に授業を受けるのです。これでペラペラになれない人はまずいないでしょう。

なぜならアメリカやイギリスなどの海外の大学では、自分から発言することが大切だからです。日本の大学のように寝てても単位が取れることはありません。

ネイティブとディスカッション(議論)をしたり、先生の質問に答えたり、全て英語で切り抜けていかないといけないのです。でなければ単位はもらえず、もちろんそのまま帰国を余儀なくされる場合もあります。

これをまさに危機的状況と言います。

「何としてでも英語をマスターしなければ生きていけない」

こう思えたとき、ようやく英語の勉強に本気を出せるようになります。故に必ずペラペラになって帰ってきます。ペラペラにならなければ単位はもらえないからです。レポートだって英語でやらなければいけません。その情報を調べるのも英語です。

もちろん、前々回同様、こんなことをしなくても日本にいながら本気で勉強できる人はいます。今回話している相手は私のようにいつまで経っても英語の勉強を怠り、言い訳を作り、ダラダラと勉強している人たちに向けてです。

自分を追い込むことで英語をマスターできる理由(そもそもマスターなんてありませんが・・・)、少しでも分かっていただけたら幸いです。

それでは!

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