"by dishevld"
最近、とは言っても結構前から聞く、「英語の周波数」。私は英語学習の素材があまりにも溢れかえっているために"それっぽい"話を信じてしまうことはとても多いと思っています。
しかし、英語の周波数についてはっきり言えば、全く持って役に立ちません。
周波数に慣れる前にやることがある!
いろんな教材の中で、それを作った人たちが言うことは、英語の周波数が日本語と英語では違うから、リスニングにおいて問題となっていると言及しています。わざわざ研究結果のようなものまで出し、私たちに信じ込ませようとしています。確かに、データがあるので周波数が違うという点においては、正しいのかもしれません。
しかし、私が言いたいことは、周波数が違うから何なの?(笑)という話です。私たちが英語を聞き取れない大きな理由はいくつかあります。
1.英語の発音の仕方を知らない
2.わからない単語や文法、言い回しが文の中にある
3.音と音が繋がっているから
はっきり言えば、この3つを克服するだけでリスニング力はアップします。そしてその3つを克服する方法の一つを過去に挙げました。
「周波数が違うから」なんてふざけた理由は無視することが必要です。なぜなら、周波数が違うと訴える本や教材は、必ずと言っていいほど英語の周波数に慣れさせるというCDや、ただの会話やフレーズを流しっぱなしで慣れさせる、といった類のCDを聞かせるだけで、実際にはリスニング力は微塵もアップしていないからです。というか、アップし得ません。
周波数に慣れても、単語や文法力がなければ結局は理解できない!
もしかすると、アップした人はいるかもしれません。しかし、周波数に慣れるよりも、上に挙げた3つを克服することの方がよっぽど大切です。例えば○と△の2択で迷っているとします。どちらを選べば□に近づけるかを考えなければいけません。
「○○をしなくても、△△をすれば□□はできる。反対に△△をしなくても、○○をすれば□□はできると言えるだろうか。」
今回の話で言えば、
「周波数を勉強しなくても、単語や文法を勉強すればリスニング力はアップする。反対に単語や文法を勉強しなくても、周波数を勉強すればリスニング力はアップすると言えるだろうか。」
この場合は、△である緑色が大事になっています。
これを考えた時に、どう考えても単語や文法を理解することの方が近道であるのが明確になってきます。または音がどう繋がっているのかを理解することの方が現実的で遥かにリスニング力アップに役立つことが見えてくるわけです。
「周波数」と科学的な根拠を挙げているからなんだか信じてしまいそうですが、何かを売ってくる詐欺師を初めから疑うように、新しい英語学習の方法にしても疑ってかかることは大切かもしれません。
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