英語を話せるようになりたくて勉強してても、いざネイティブを目の前にすると恐怖心でなかなか会話をすることができない、または続かないという人が少なくありません。
私はその理由の一つに、相手の言ったことがわからず会話が止まってしまうことを恐れているからというのがあると思っています。
わからないと言えるようになる
そんな恐怖心をなくすまず第一歩として、「わかりません。」
と言えるようになることが大切だと思います。始めはどうしても分かったふりをしてしまうものです。
ネイティブ:「◎△$♪×¥●&%#?」
自分:「・・・yeah」
では会話になっていませんし、相手の言ったことを理解していないので、適当に返すことも、話題を変えることも難しいです。
このように分かったふりをしていると、どんどん相手にまくしたてられ、最終的には苦い経験となってしまい、次から恐怖心に変わってしまうということはありがちなことです。
ですから、まずは「俺はわかっていないんだぁああ!!」ということを相手に伝えるためにも、英語でしっかりと「わかりません。」と言えるようになることが、少しでも苦い経験と恐怖心を払拭してくれるはずです。
こういう時こそフレーズの暗記をしよう!
そこで、英語でどのように「わかりません」と言えばいいのかを少しここで紹介してみたいと思います。とにかくまずは下のフレーズを覚えておきましょう。そうすることで、分からない時は分からないと言えるし、分からないと何度も言うことで相手も易しい英語に変えて話してくれたり、「わからないだろうな」と予想できる英語は避けてくれる可能性が出てきます。例えばこんな感じです。
1.I'm sorry, but I can't understand.
2.Can you say that again?
3.Can you repeat that?
4.What's that?
5.What was that?
などです。2と3は"Could"に変えるとより丁寧な表現になります。謝りを入れたい場合は、1番のように「I'm sorry, but...」を加えましょう。
また、何度もわからない状況が続いたら、「自分の英語はレベルが低いんだ!」ということを伝えることも大切です。「My English is very bad.」と言えたら、それが会話のネタになることもあるからです。
まず大切なのは、できるだけ分かったふりをしないことです。分かったふりを続けると、後からとてもきつい会話になります。また、英会話をしていく中で苦い経験というものは付き物ですから、そういう経験をしても、英語学習者全員が通る道だと思えば、さらに勇気が付くかもしれませんね。
それではこの辺で。
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すみません、なんとなく気になったのでコメントしました。
返信削除わからない時に安易に返事をせず「わからない」と意思表示することはとても大切ですね。100パーセント同意します。ただ、この手の記事を見ていつも思うのですが、ただ「分からない」と伝える例文を羅列するだけで「分からない」理由をあまり説明しませんね。そして、それを伝えなければ話した方も「相手が何故わからないかが分からない」と思うのですがいかがですか?
相手の言っていることが分からないケースをちょっと考えてみました。
1,早すぎて分からない→スピードを落としてくれれば理解できる
2,ある単語が聞き取れなかった→ある単語を言い直してくれれば理解できる
3,英語としては理解できるが、その意味が捉えられない→言い換えてくれればわかる。別の例を出してくれればわかる
すべて「わからない」ですが、「can you speak more slowly?」であり、「what does xxx mean?」であり、「can you give me another example?」ですよね?ブログ主さんが書いた英文はすべて「あなたの言ったことが分からない」という事実のみでそれ以外の情報がわかりません。
もう一つ、自分のレベルが低いんだ、と伝えることはコミュニケーションの拒絶につながるので大いに反対です。逆の立場で考えてください。もし自分が日本語学習者に話しかけて、「言っていることがわからない、なぜなら自分の日本語力が低いから」と言われたらどうすればいいのでしょうか?このような自虐的な発想を初心者にアドバイスすべきでは無いと思います。
>匿名さん
返信削除コメントどうもありがとうございます。今回の記事は、英会話の恐怖を打破する"第一歩"として、「分かっているフリをしない」ということが本筋でした。ですので、「...yeah」ではなくまずは第一歩として「I'm sorry but I can't understand」と言えるようになることが大事だと思い、それを記事にした次第です。
それに加えて匿名さんが挙げられた3つのことも確かにとても大切ですね!特にゆっくり話してもらうということは大いに助けになりますね。ありがとうございます。
「自分のレベルが低いんだ、と伝えることはコミュニケーションの拒絶につながる」ということに関してですが、一理あると思います。しかしそれは言い方に寄りますよね。「自分のレベルは低い・・・」→「・・・から話したくない」という雰囲気を感じれば、それは拒絶になるでしょう。「自分のレベルは低い・・・」→「・・・けど頑張って話したい」という雰囲気が会話の中であれば、問題ないはずです。そして英語学習者であれば英語を話したくて話しているはずですから、後者の雰囲気で言うことが多いと思います。
また、会話は流れですから、話しかけられていきなり「My English is very bad」と言ってしまえば拒絶と感じますが、色々苦戦しながらも楽しく話していて「My English is very bad」と言えば、そこから英語の話になり得ますよね。記事でも書いた通り、会話が止まることを恐れているのであれば、それを言うことで「自分の現在の英語力を伝える + 会話が続く」というのは、有効だと思いますし、帰宅した後の反省も薄まるでしょう。
3つの提案に関しましては、大変参考になりましたしその通りだと思います。貴重なご意見ありがとうございました!