2014/07/15


2014年ワールドカップ、ブラジル大会も様々なドラマを残し、ドイツの24年ぶりとなる優勝にて幕を閉じました。

タイトルだけを見ればあまり意味が分かりませんが、今回のワールドカップを通して改めて気付かされたことがあります。

英語とブラジルサッカー自体にほとんど関係はありませんが、日本の英語力とブラジルのサッカーレベルを考えると、そこから気付かされることがあります。

サッカーは生きる希望

多くの方がご存知の通り、ブラジルはサッカー大国だと言われます。今回のワールドカップではネイマールを筆頭にキャプテンのチアゴ・シウバダビド・ルイスオスカルジュリオ・セーザルフッキなど数々のスター選手を排出し続ける国の一つです。そしてそれはずっと昔から同じでした。

今回のワールドカップでは歴史的大敗を喫してしまいましたが、かつての日本代表監督にしてブラジルのスーパースターであるジーコが、なぜこんなにもブラジルのサッカーが常に強く日本はそうなれないのかをテレビで次のように説明していました。


「日本ではサッカーがなくても生きていける。ブラジルではサッカーが貧困を抜け出す唯一の希望であり、生きていくための手段なんだ。」


日本では英語が貧困を抜け出す唯一の希望ではない

この言葉を聞いたときに、日本人の英語力と同じだと思ってしまいました。

日本では英語がなくても生きていける。英語が話せないと生きていけないor良い生活ができないという状況が存在しないために、「英語なんていらない」ということになってしまいます。

もちろんそういう状況というのは、つまり日本が幸せな国だということでもありますが、モチベーションの話でも言ったように、「やるしかない」という状況に立たされてこそやる気を最大限まで上げ、それを維持することが可能だということを再認識できた気がします。

ブラジル人におけるサッカーアメリカ人におけるバスケットなど(自分の知ってるもののみですいませんw)が常にレベルの高さを維持できるのには「必ずやらなきゃいけない!」「やってやるんだ!」という背景があるから、というのは大きな要因でしょう。

しかし問題は、英語を必要としなくても生きていける我々日本人が、どのようにして似たような状況まで持っていくのかというところにあります。英語がなくたって生きていけるという状況を崩すわけにも行きませんし、崩せないでしょう。

そこで私は学校を使うべきだと考えています。今のようなレベルでは卒業できなくなるようにするのです。もちろん授業の中身や評価の仕方は全て変えます。

この話については、もう少し考えてから別の機会で話してみたいと思います。

それではこの辺で。 

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