2013/04/04



リスニングの勉強方法はたくさんありますが、今回はまずリスニング強化にあたって大切な基本的なことを話していきたいと思います。

まずは今回の記事を参考にして、これからのリスニングの勉強をしていきましょう!
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リスニングの練習には、多聴と精聴の2つがあることをまずは知る

ただ単に英語のラジオを流して聞いていても、正直言ってあまり効果はありません。ただ聞き流すだけではダメです。それは音楽をただ聞き流しているのとなんら変わりはないからです。やはり内容を理解しようとすることが重要です。

それでは多聴精聴の意味を説明していきます。
多聴とは、話している人の英語を大まかでもいいので、理解することを最優先する聴き方です。それをたくさんたくさんこなしていって、話の内容を把握する力を鍛えます。
例えば日本語でも、みなさんが会話の中で行っているのはこの多聴に近いでしょう。一単語ずつ聴こうとする人はいないはずです。いつも大体の意味を理解し、相手が何を言おうとしているかを理解するだけですよね。この方法でたくさんのラジオや番組、英語教材のCDやYouTubeなどを聴いて耳を鍛えていきます。

一方精聴は、話の内容を理解することよりも、一言一句聴き取る練習のことを言います。初級者、中級者の私たちには、この練習が大事です。
リエゾンという言葉を聞いたことがありますか?リエゾン=音の連結で、例えば「I love you」という文があれば、「アイ ラヴ ユー」ではなく「アイ ラビュー」のように次の単語と繋がる現象?です。

このリエゾンの現象があるために、違う単語に聞こえたり、何を言っているのかわからないということが多々あります。だからその音の連結に慣れなくてはいけません。
ですので、精聴を行う場合は必ずスクリプトを用意しましょう。スクリプトとは、台本のようなもので、音声を文字化したものです。これを使って確認をするととても効果的です。

「え~こうやって繋がってるから、そうやって聞こえるんだすっげー!」という体験をたくさんすることでどんどんレベルアップしていきます。

多聴ばかりをしててもダメ、精聴ばかりしててもダメ、大切なのは、両方のバランスである!

私の場合、精聴をしすぎる傾向にありました。みなさんはどうでしょうか?私の場合、何を言っているのか一言一言気になってしょうがないんです。だから精聴をばかりをしてしまいがちなのですが、多聴をしなければ話を把握する力が鍛えられません。どの単語を言っているのかわかるようになっても、会話の内容が理解できなければ意味ないですよね。

また、話の内容をだいたい把握することができるようになっても、大体ボンヤリとわかるだけで、細かいところまで理解できなければ、リスニングの本質的なレベルアップには繋がりません。細かいところまで理解しなければいけない場面がたくさんあるはずです。

私はこういう経験を何度もしたことがあります。
アメリカ人の先生と話をしていたとき、先生からある質問を受けました。しかし、最初のほうがモゴモゴしていて何を言っているかすぐには理解できないときがありました。しかしリエゾンなどの要素を考え、何を言ったか冷静に思い出しながら考えてみると、「あ!ああ言ったのか!」とわかり、結果的に聞き返さずに済みました。
このように、精聴が助けてくれることがたくさんあるのです。

何事にも言えることですが、バランスがとても大事です。悲しいことに、楽しい方ばかりをしていても上達はしないんですよね。英語習得にマジックはありません。聞き流すだけで話せるようにはならないんです。マジックが起きることはもう諦めて、地道に勉強していきましょう。マジックはありませんが、近道ならあります。最も効果的な勉強をすることでできるだけ早く英語を習得できるようになります。ノートに単語をたくさん書きまくるなどの無駄な努力を避けるために、このブログをどんどん活用し、私をどんどん使ってください。できる限り対応していきます。

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