2013/04/06


かっこいい英語を話すには、絶対的な英語力(文法力やリスニング力、会話力など)に加えて、発音の良さがそのかっこいい英語を手に入れるための大きな要因の一つです。

逆に言えば、会話ができなくても、発音さえよければ「あぁこの人英語うまいなー発音めっちゃいいし」と思ってもらえることがあります。そうして褒めてもらえると、その喜びからもっと英語を勉強しようという好循環を招くことができます。

発音とは意外と必要性がないように思われがちですが、こういった意味で実は勉強のモチベーションを上げるのにとても役立ちます日本人のための英語を確立させようとする動きも理解はできますが、私は英語はかっこいいものでなければいけないと思っている部分があります。

まずは発音の仕方を知識として覚える

とても耳の良い人であれば、英語をずっと聞いてるだけでマネができるようになります。つまりネイティブのような発音を手に入れることができます。

しかしそれは極稀であって、普通はそんなことできません。発音はよくなりたいけど、どうしたらいいんだろうと思う人は、まず発音の仕方を知識として覚えてください。発音の仕方を説明するのに特化した本というのがいくつかあります。

そこに例えば「"r"は舌を巻くように発音します。」のような説明があります。それを見て、舌や口をどのように使うのかを学びましょう。これはいわば「野球の上達法」というような本を読むのと同じで、実際に知識としては頭に入ってはいますが、身体は覚えていないような状態です。

私が実際に読んだ本をここに紹介したいところですが、私は大学の図書館で適当に発音の本を見つけて読んでいたので、タイトルも覚えてないですし、本の色すらも覚えていません(苦笑)。

しかし発音に関する本は少なくないはずです。そう言った本を読み、まずは知識として、発音の正しい方法を頭に叩き込みましょう。

次は実践練習をして、身体に覚えさせる

そうして知識を入れたら、次は実際に発音して練習してみます。まぁ、本を見ながらでも構いません。もしも録音機器などがあれば自分の発音を客観的に聞くことができるのでとても良いでしょう。

それであまりにも自分の発音の悪さに衝撃を受けてしまうことになると思いますが、衝撃的にならなくなるように何度も練習してみましょう。

「自分の発音はうまい方だ」

と思っている方でも、録音を一度してみてください。今自分が話しているその英語で大丈夫だと思わないでください。自分の発音に明らかに自信があるように話しでも本当は変に聞こえている、という人を見ることがあります。使うべきでないところで巻き舌になってしまっていたり、とにかく”それっぽく”発音していたり、要するにこれは発音の仕方を知らないことに加えて、自分の発音を客観的に聞いたことがないからです。こういった理由で、自分の英語を一度でもいいので録音して聞いてみることを私はお勧めします。

録音をしていて、何度練習してもマスターできない場合はもう練習をやめます。英語の発音は難しいものです。これは日本人の英語学習者全員が直面する困難ですので、できる人を見て落ち込む必要は全くなく、むしろ今練習している自分は他の人と差をつけているんだと思ってください。

このブログでも度々言っていますが、英語学習は苦になってはいけません。楽をする道はないですが、苦の道を選ぶ必要は全くありません。何事もバランスが大事なのです。どうしても直せない場合は気にしないでください。できるものだけで大丈夫です。徐々に徐々にできることを増やしていきましょう。

発音力増加に最も効果的なのは、モノマネである!中でも歌は最高クラス!

私が実際にグっと発音がよくなったのはこの歌を歌うという方法です。今言った英語のリズムも鍛えることができました。
好きな洋楽(洋楽という言い方はあまり好きではありませんが・・・)をマネして歌ってみて一気にレベルアップしたのを今でも覚えています。

できればCDと一緒に歌い、自分の声も同時に聴けると効果的です。というかそうしましょう。ここでも録音です。歌の上手い下手はとにかく気にしないでください。

まずは英語の発音だけに注意して自分の声を聴きましょう。できるだけ歌っている歌手の英語の音に近づけていきます。

モノマネなので、英語の歌を歌うことに限らず、映画の台詞をマネてみるのもいいですが、早すぎてついていけないという場合が多いですし、俳優さんと同時に話すことはけっこう難しそうですよね。(ちなみに、俳優さんたちとほぼ同時に、厳密に言えば少し遅らせながらマネして話す練習がシャドーイングです。)

それに比べて歌はリズムに乗せられて歌っているので、こちらも合わせやすいです。歌手の人と少しもズレずに歌うことができます。こうして比べながら少しずつ直していきます。もうちょっと口を開いたほうが良いかな、などいろいろ考えながらやると良いと思います。

実際に会話をするとき、実際に歌うときは恥ずかしさを捨てるべし!

これが実は一番大切なことかもしれません。発音よく話すって、意外と恥ずかしいことです。なんか、かっこつけてるように見えるし。発音が良いと、この人すごいという意味で周りから「こいつ発音いい、すげぇ(笑)」という意味でクスっと笑われることがあるし。あ、これは周りが日本人の話ですよ。

というか、かっこつけてて全然問題ないんですけどね。英語はどんどん見せ付けてやりましょう。相手を魅了してやりましょう(笑)。

それから、例えば日本語のような発音で英語を話す人でも、アメリカ人の真似をすると、けっこううまかったりする人がいます。でも実際に話すと日本語のような英語になるんです。これはできるのにやれないという証拠です。つまり、恥ずかしささえ取っ払うことができればネイティブのような発音ができるかもしれないという意味です。このパターンの人って、意外と多いのではないかと勝手に推測しています。

まぁどちらにしても、発音に限らず、日本人が英語を話せない理由の一つに「恥ずかしさ」というのはずっと挙げられているので、英語を話せるようになるには、恥ずかしさを取っ払う練習から始めたほうがいいのかもしれませんね。(最後にこんなこと言ってすみません。笑)

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