最近とても流行っているのが聞き流し系の英語教材です。
「聞き流すだけで英語が話せるようになる」
というのが教材の謳い文句なのですが、そんな教材の長所と短所を紹介していきます。
長所
●英語の勉強を始めるきっかけになる。
●リスニングが少しだけ伸びる。
●その教材だけで英語がペラペラになれるという勘違いを生んでいる。
●決まったフレーズしか話すことができない。
●決まったフレーズしか話すことができない。
最も輝かしい長所はきっかけを作っているところ
それでは解説をしていきます。
まず長所についてですが、聞き流し系の教材の最も輝かしい長所は2番目に書いた「英語の勉強を始めるきっかけになる。」というものです。
これまで英語を諦めていた人はたくさんいると思います。私たち日本人はほぼ全ての人が学校に行き、英語を勉強した経験がある人でしょう。つまりその数の分だけ諦めた人がいるということになります。(何人くらいだろう?)そんな諦めていた人たちを、再び英語の勉強に熱を持たせる大きな役割を担っていると思います。実際にアンケートを取ったわけではありませんが、現在の様々な聞き流し系教材の売れ行きを見ると少しは分かるでしょう。そういう意味では、素晴らしいと思います。
それだけではペラペラにはなれない
しかしです。
短所の方が少なく書きましたが、その2つはとても重要です。聞き流し系教材に、期待を裏切られることになるのは、実際に英語を使う機会が増え始めるときです。始めは感動する人もいるでしょう。
「うわ!通じてる!すごい!」
とか
とか
「あ!あのフレーズだ!聞き取れたぞ!」
などのように思うことはあります。しかし何度も会話をしたりしていると気づくはずです。
「これだけでは足りない・・・。」と。
つまり、聞き流し系教材のやめなければいけないことは、それだけでペラペラになれるということを消費者である私たちに期待をさせないことです。しかし作っているのも会社の人たち。少しばかり大げさなことを言わなければいけない現実もあるでしょう。
「ペラペラにはなれませんが、リスニングが少しだけあがる世界初の教材!」
などと言っても全く意味がありません。笑
だからこそ、購入する私たちが見極めないといけません。だからこのブログの目的でもある自分で英語教材を厳選するというのはそういうことでもあるのです。英語をほぼ勉強してこなかった人たちにとっては、それでペラペラになれるのかなれないのかがわからない人もいると思います。
そんな人たちのために今回はみなさんに真実を教えています。
また、2つ目の短所に関してですが、聞き流し系の教材で扱われているのは決まったフレーズです。なのでそれしか話すことができない、ということが言えるでしょう。これに関してはまた別の機会に話したいと思います。ぜひこのブログを活用して、自分のための英語の授業を開いてくださいね。
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