2013/09/13

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"Original Updated by kirikiri"

英語中級者であれば、こんなことを聞いたことがあるはずです。

「中学校の文法さえ覚えてれば日常会話は大丈夫だ」

これには少し落とし穴があります。



それだけを覚えても話せるようにはならない

すごく単純な話です。中学の文法を覚えることはとても重要ですが、それだけを覚えても、言い回しや単語などを勉強しなければペラペラにはなれません。

分かっていることかとは思いますが、念のため言っておきます。文法だけを勉強してもペラペラにはなれません。

ペラペラになる3つの方法でも紹介しましたが、話す練習が必要です。そして、単語などの暗記ものも当然必要になってきます。

英語学習は、いろんな角度から勉強すべし!

英語の習得法というのは、未だに答えがありません。だから人々は「~だけで」のようなフレーズに惹かれてしまうのです。でも考えてみてください。

単語だけを勉強したって文法がなければ言いたいことを組み立てることはできません。

文法だけを勉強しても単語を知らなければ言葉が出てきません。

リスニングだけを勉強したって、そのまま実践で英語が出てくるわけではありません。

フレーズだけを勉強したって、自分の言いたいニュアンスを的確に表現することはできません。

とにかくいろんな勉強をする必要があるのです。それが英語の経験値と言えるでしょう。
例えば経験値が1000でペラペラだとしたら、文法だけで100くらい。単語だけで100くらい。これを1000にするためにはリスニング、リーディング、シャドーイング、フレーズの暗記、他にもあります。全てやってようやくペラペラになるのです。

ペラペラの定義は決まっていませんので、何とも言えないですが、みなさんの思うペラペラというのはネイティブ並というレベルだと思います。

彼らのレベルまでになるには、何十年分もの英語を勉強しなければいけません。しかもネイティブの場合は赤ちゃんの時点でいわゆるペラペラですから、勉強なんてしなくてもペラペラに勝手になっています。

では赤ちゃんではない大人になった今の私たちはもっともっと勉強しなくちゃいけないのは言うまでもないでしょう。彼らは今現在でも英語のみの生活をしているんです。それを超えるには並大抵の勉強じゃなれません。

世の中はいつだってそうです。甘い謳い文句は真実じゃないんです。「~だけで」と書かれた本は買わないでください。買ってもいいですが、その本だけでペラペラになれるということは信じてはいけません。

正解がない世界だからこそ、何かを信じたくなる気持ちはわかります。でも、たった一つのことをするだけでペラペラになれる訳がないことは絶対に頭の中に入れておいてください。

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