2013/04/29



英語を勉強している人が目標の一つに挙げるのは、やはり何と言っても「ペラペラと話せるようになること」ではないでしょうか。でも、いつまで経ってもペラペラになれませんよね?

「たった○○日でペラペラに!」

や、

「日常英会話表現集」

のような本をたくさん読んでも話せるようにならず悩んでいると思います。いつも言っていますが、英語習得にマジックはありません。これは絶対に覚えておいてください。しかし、近道ならあります。

では一体どうすればいいのでしょうか。いろいろとあると思いますが、その中でも効果的な3つの方法を紹介したいと思います。

シャドーイングで口の動きとパターンのトレーニング

シャドーイングとは、CDなどの音声のすぐ後に同じように話す訓練のことを言います。人が歩くとそのすぐ後ろに影(シャドー)ができますよね。そのように誰かが何かを言った後すぐにマネして同じ台詞を話していきます。

これは英語のリズムを手に入れるのにとても役立ちます。また、英語の言い回しや使われる単語のパターンも覚えることができます。何度もシャドーイングをしていると、同じような言い回しや表現、使い方に出会います。それはつまりネイティブによく使われる表現だということを意味します。

そして、英語のリズムを手に入れることができるということは、リスニングの強化にも繋がります。リズムと言いましたが、他にも発音やアクセント、使われる表現を学ぶので、自分がそれを知っていれば相手に言われても理解ができるということです。

・・・書いていて思ったのですが、シャドーイングってすごいですね。一石二鳥どころではありません。

瞬間英作文で徹底的にトレーニング

スピーキングは、スポーツのように練習することがとても大切です。勉強することではありません。

そこで、瞬間英作文がとても役に立ちます。瞬間英作文とは、その名の通り日本語の文を瞬時に英語に訳して言葉にすることです。できるだけ早く言うことを目標にします。

「え?!日本語を訳すの?!英語は英語のままの方がいいんじゃ・・・??」

そんなことはありません。確かに本当の最終地点は日本語を介さずに英語が出てくることです。でも、そんなことは今はできないので、まずは日本語を英語に瞬時に訳す作業をたくさんたくさん練習します。そして練習を重ねていくと、日本語よりも英語が先に出てくるようになってくるわけです。・・・これが俗に言う英語脳というやつなのかもしれませんね。

実践練習で恐怖心をなくす練習

練習をたくさん積んだら、実際にネイティブスピーカーと会話をする練習をします。前回も言ったのですが、日本人が英語を話せないのは、英語力もそうですが恥ずかしさもあります。これを打開しなければいけません。どんなに実力があっても実際に話すときに恥ずかしくて出てこないというのであれば今までたくさん練習してきた意味があまりなくなってしまいます。たくさん練習して実力はあるのに試合で勝てないのと似ています。(スポーツはとても良い例になりやすいです。)

いつでもどこでもベラベラと会話をしている話好きの人は英語がうまくなりやすいと言いますが、これは本当だと思います。英語でも同じように「とにかく人と話したい!」という思いがあれば恥ずかしくてもなんとか話そうとします。そうやって何度も話していくと、自信につながり、会話のパターンも覚え、どんどん話せるようになるわけです。

また、実践練習を、「本番」だとは思わないでください。あくまでも「練習の一部」だと思うことが緊張を和らげる一つの方法です。


こうやってたくさん練習を重ねていきましょう。フレーズを暗記しただけでペラペラにはなれないのです。魔法のように、次の日起きたら話せるようになってることは絶対にないので、コツコツと努力をすることが大事です。それをするかしないか、全てはあなた次第なわけです。


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